INDEX    RSS    ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「 あなたの全て 」 (末吉貞雄師)

聖 書
レビ記1章1-9節
1:1 主はモーセを呼び寄せ、会見の天幕から彼に告げて仰せられた。
1:2 「イスラエル人に告げて言え。もし、あなたがたが主にささげ物をささげるときは、だれでも、家畜の中から牛か羊をそのささげ物としてささげなければならない。
1:3 もしそのささげ物が、牛の全焼のいけにえであれば、傷のない雄牛をささげなければならない。それを、主に受け入れられるために会見の天幕の入口の所に連れて来なければならない。
1:4 その人は、全焼のいけにえの頭の上に手を置く。それが彼を贖うため、彼の代わりに受け入れられるためである。
1:5 その人は主の前で、その若い牛をほふり、祭司であるアロンの子らは、その血を持って行って、会見の天幕の入口にある祭壇の回りに、その血を注ぎかけなさい。
1:6 また、その全焼のいけにえの皮をはぎ、いけにえを部分に切り分けなさい。
1:7 祭司であるアロンの子らは祭壇の上に火を置き、その火の上にたきぎを整えなさい。
1:8 祭司であるアロンの子らは、その切り分けた部分と、頭と、脂肪とを祭壇の上にある火の上のたきぎの上に整えなさい。
1:9 内臓と足は、その人が水で洗わなければならない。祭司はこれら全部を祭壇の上で全焼のいけにえとして焼いて煙にする。これは、主へのなだめのかおりの火によるささげ物である。

お近づきのしるしに
神様に住んで頂く家、テントですが、その用意が完了しました。そして、そこに神様が住まわれました。そのしるしとして雲がテントを覆いました。
神様が天からこのテントに引っ越して来られた様なものですね。神様と一緒に歩む、共同生活(この場合は旅です)が始まりました。旅立つ時は雲がテントから上って先立って行かれます。留まったら、テントを組み立て宿営します。そんな事を書いて出エジプト記は閉じられています。
 
 しかし、雲しか見れないと言うのは、何だか希薄な関係ですね。この城陽教会に引っ越しして来てこの9月で2年半になる私たちと教会の皆さんとの関係はかなり親密になりましたね。しかし、自治会の人とは希薄な関係でした。神様のご計画なんでしょうね。今回、自治会長に成って町内の人ともお知り合いに成りました。8人の班長さんとその連れ合い、子ども会の会長さんご夫妻、老人会会長さんご夫妻、昨年の自治会長さんご夫妻、お声を掛ける事が出来る方はそれだけでざっと19人になりました。会長に成らなかったら希薄な関係のままだったでしょうね。これも神様の思し召しです。

折角モーセが造ったテントに引っ越した神様も、雲しか見せない希薄な関係のままで良いとは思われませんでした。このレビ記はもっと親密に成りたいと願われる神様の思いが綴られています。

先週、私達が引っ越してきた時に近所の挨拶回りの話をしました。その話の前に、私はここへ引っ越す前に台所洗剤を準備したと突然言いました時、女性の皆さんの顔の様子が少し変わったので、おかしいな、おかしいな、と思っていたんです。城陽教会の台所の流し台やコンロ台の回りがきっと汚れている、私たちがそんな事を考えて引っ越して来たんじゃないか、と思われたのなら、それは誤解です。後で百合香牧師から「あれは台所洗剤ではなくて食器洗い用洗剤でしょ」と注意を受けました。その通りです。食器洗い用の洗剤を挨拶回りに行く時、手に持って出掛けたんです。

皆さん神様の場合もお近付きの印しに、親密に成るのに、手ぶらではいけません。何をお持ちすればよいのでしょうか。双葉の大福もちでしょうか。栗太郎の栗饅頭でしょうか。杵屋の梅饅頭でしょうか。城陽のものばかりですみません。神様は何が欲しいのでしょうか。レビ記はそういう事をまず皆さんに知らせる書なんです。ずばり神様の方から「これが欲しい」と言っているのがレビ記なんです。

全焼のいけにえ
日本の一般ではそれをお供えと言いますね。先々週の土曜日18日は大変でした。自治会の夏祭りです。教会の公園にお地蔵さんがありまして、その地蔵盆も含まれています。朝8時集合して、テント張りは何とか男性の人数が集まりスムーズにいきました。あいにく私は手の怪我で手伝えなかったので全体の統括役でした。一番大変だったのはお地蔵さんの飾りとお供えでした。私が牧師なので他の人がお寺さんの手配やお供えの準備をしましたが、飾り方が難しかった様です。最終的なチェックは私がしました。一時間位で準備が終わりました。しかし夕方4時まで御供え物が盗まれてはいけないので交代交代で監視しなければなりませんでした。明日が日曜なので私の番を除いて皆さんで交代交代番をして下さいました。感謝でした。

しかし、皆さんの準備にもかかわらず3時から酷いにわか雨が続き、4時に成っても止むどころか増々酷くなり、テントは飛ばされそうになるし、お供え物は濡れないようにテントの真ん中に移動してゴザで押さえながら、どうしょうか、と皆で顔を見回していました。中止の決断を下しました。翌日片付けると言う事で解散。翌日、準備や片付けのために協力して下さった方々にお供えもののお下がりを持って帰って頂きました。お下がりと言う事ではなくて慰労と言う事で、私は缶コーヒーとハスの形に固めたお砂糖を頂きました。

さて、レビ記は神様に3節「全焼のいけにえ」をささげるように、としています。平たく言うと「お供えを焼き尽くしなさい」と言う事に成ります。9節で「焼いて煙にする」とあります。ですからお下がりは無いのです。その煙を9節「宥めの香り」と言います。上におられる神さまのもとにささげられた動物が煙や香りとなって上って行きます。

今回読んで頂いたのは牛の場合ですが、10節から羊と山羊の場合はどうするのかが書いてあります。これらは群れとして飼われている家畜のことです。しかし、14節以下では、そのような群れを飼えない貧しい立場にある人の為に、山鳩と家鳩の雛の献げ物のことが言われています。

神社やお寺で献げた金額が張り出されていたり、大小の灯篭や石柱に名前が彫られていたりします。そこには献げ物の良し悪しや、献金の多額か少額かという事が表されています。しかし、レビ記ではそうじゃありません。牛、羊、山羊、山鳩、家鳩、そこには上下や多少の差はありません。重要なのはお供え物を焼き尽くす事です。

あなたの全てを受け容れる
献げ物で重要なのは3節4節にあるように、神様に受け容れられるかどうかなのです。献げ物の全てが煙に成って、おいしい香となって天まで上って受け容れられることが大切なんです。それも一部ではなくて全てです。だから焼き尽くしてお下がり無しです。神様の願いは全てを受け容れることなんです。

4節の手を献げ物の頭に置くのは、その動物と一体になる、その動物に自分が乗り移る、その動物が自分の身代わりをする事です。その動物の肉体を一つも残さず全てを燃やし尽くして煙にして天に届けるとは、この自分の身代わりに成って、全てを天に届け、受け容れて頂くことを目的としています。4節「彼の代わりに受け容れられる」、これを「贖う」と言います。

9節の「宥め」という言葉には、私は神さまに受け容れられないんじゃないかと言う、人間の罪(神様との関係が悪い)の問題が込められています。神様に近付きたい、親しくなりたい、そう願う者に神様は言われます。「お近づきのしるしには全焼のいけにえがいい。なぜなら、わたしの願いを知って欲しいからだ。わたしはあなたの全てを受け容れたい。」

しかし、私たちの心の奥には神から離れようとする、神に敵対する性質があります。この儀式は守られても心は神から離れて行った罪の歴史が、この後、旧約聖書全体で綴られて行きます。しかし、イエス・キリストは、その罪を身代わりに引き受けて下さいました。そして、信じる者が神様によって受け容れられるように、それも全てが受け容れられるように、つまり、神の子として受け容れられるようにして下さったのです。

ヨハネの手紙第一2章2節465ページ「この方こそ、私たちの罪のための、なだめの供え物です。4章10節470ページ「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。」

皆さん、神が受け容れられるのは「あなたの全て」です。受容、これは幼い子どもが親にハグされる様なものですね。心理学者は言っています。ハグされないで育った幼子は、ハグされて育った子よりも精神的な不安定さが見受けられる。この大きな大きな愛の受容をイエス・キリストによって受けましょう。ここに何によっても履替えされない平安があります。この平安は毎週毎週の礼拝でイエス・キリストのハグを受けて、徐々に徐々に知らない内に、しかし確実に育まれて行きます(きよめられて行くとも言います)。救われてから受けるこの恵みをナザレン教会は証しする教会です

神は「あなたの全て」を受容されます。あなたも全てを神様に委ねて下さい。

説教要旨
神の住まいである幕屋が完成して神が引越して来られた。まずはお近づきのしるしとして何を持って行きましょうか。神は命じられる「供え物の頭の上にあなたの手を置き、あなたの身代わりを焼き尽くして煙にして香にして、その全てを天にいる私に届かせよ。わたしはあなたの全てを喜んで受容する。」しかし、私たちの内側には神に逆らう罪がある故「あなたの全て」と言われても信じ難い。私たちの永遠の身代わりの供え物となったキリストは言われる「私を信じて、神の受容を毎週礼拝で受けて育まれよ。神の子に!」


コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。