INDEX    RSS    ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「神の平安」 (末吉百合香師)

聖 書
マタイの福音書6章25-34節
6:25 だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。
6:26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
6:27 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。
6:28 なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
6:29 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
6:30 きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。
6:31 そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。
6:32 こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
6:33 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
6:34 だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。

今朝はご遺族の皆様とご一緒に神さまを礼拝できますことを心より感謝いたします。
先に召された愛する方々は、今神さまの下におられます。そこは神の国であり神の義のある所であり、神の平安の内にあります。しかし、神さまはこの地上にも平安があると仰います。

それはどのような平安でしょうか。イエスさまは今朝一つの例えを通して教えてくださいます。
26節を注目してください。「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、蔵に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。」28節、「野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。」これは、人が労働をしなくても良いというのではありません。
空の鳥と野のゆりという存在は、この地上で本当に小さな取るに足りない存在です。でも神さまは、そのどちらともちゃんと養われているとイエスさまは言われます。
私たちの「いのち」のことを仰っているのです。
27節「あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか」34節「あすの事はあすが心配します」とは、どのようなことでしょうか。
「神さまの配慮」に目を向けることです。私たちが神さまの配慮に目を向ける時、いのちがどれ程豊かなものであるかに気づかされるのです。すると、そのいのちを終える時、感謝が満ち溢れるのです。

私たち夫婦は2年半前に城陽市にやって来ました。太陽とみどりとやすらぎの町城陽というキャッチフレーズの書かれた市役所で引っ越しと同時に転入届を出しました。城陽教会はキャッチフレーズそのままの緑豊かな水戸神社の参道わきに建っています。教会の前は児童公園。後ろはお隣の空き地で、そこに沢山の植物が植わっています。春には幾種類もの鳥たちが朝の食事、夜の食事にやって来ます。児童公園の南京ハゼの木に、今年は沢山の実がなりました。去年はまったく実がなかったのですが、春に剪定してくださったので、今年は沢山つきました。この実は今は緑色ですが、次に黒くなります。そして鳥たちの餌が少なくなる冬になると白くなります。実の成分が、時間の経過と気温の変化によって鳥が食べられる成分になるのでしょう。神さまの配慮ですね。
いよいよ紅葉狩りの季節ですね。私も先週宇治植物園に行って見ました。まだ少し色づいたという感じですね。そこで、今日のメッセージに使える情報を得ました。植物の紅葉するメカニズムの説明が展示場にしてありました。葉の中の有機物が変化して別の有機物になって紅葉するのだそうです。そして、冬支度のためにまたその有機物が変化し葉を落とし土に返すというメカニズムだそうです。春に新緑が私たちに新鮮さを与え、花の美しさにうるおされ、付ける実に新たな命を見出し、秋の紅葉にほっこりさせてくれる植物たちです。そのメカニズムを知る時、神さまがお与えになる秩序と配慮に気づきます。

26節後半「あなたがたは、鳥よりももっとすぐれたものではありませんか」30節「きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか」
聖書は神さまがこの世界をお造りになった時、人間を最後に造られたと伝えます。メカニズムとして最高のものを造られたのでしょう。昨日は文化の日、京都大学のips細胞発見者である山中伸弥先生が文化勲章を受けられました。人間のどこの組織からでもips細胞ができるという驚きの発見です。その山中先生は、自然が私たちの先生ですと仰います。ひとりの人間には60億?の細胞があるそうです。それらが一つ一つ秩序正しく組織されていくときの情報の数は宇宙的数字でしょう。このことを知る時、皆さんは何を感じられますか。それを思うときに宇宙的数字の数ほどの神さまの配慮があります。何という絶妙なバランスで私たちは造られているのでしょうか!脅威の世界です。私たちは感謝せずにおれません。自然は山中先生にとって未知の世界を発見させてくれる先生でしょうが、実は、実は、自然は私たちに神さまの配慮と秩序という、神さまの愛を発見させてくれる先生なのです。

しかし皆さん、私たちはメカニズムのみで生きているのではありません。動物もメカニズムだけではなく、本能というものがプラスされています。人間はそれに更に知性と理性が与えられています。でも、神さまはもう一つそれに加えられました。
それが33節にあることです。「神の国とその義(神の正しさ)とをまず第一に求めなさい。」
つまり、神さまは私たちを「神と共に生きる者」として造ってくださいました。先ほどお話しましたように、神さまの私たちに対する配慮は宇宙的数の配慮です。このように配慮してくださる神さまです。このお方が、ご自分の導きの中で歩むなら、いつも平安があると仰います。

神さまを深く信頼した弟子のひとりパウロという人が「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」ロ-マ8章28節
また、「神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練と共に脱出の道も備えてくださいます」Ⅱコリント10章13節、と証ししています。

「神の国と神の義とを求めて」生きる者に、すなわち神さまと共に歩む者に、平安の道を歩ませてくださいます。先に召された方々はこの道を歩み通されました。神さまは今朝皆様にもこの道を歩み、平安の中を行くようにと勧めておられます。

説教要旨
「神の国とその義(神の正しさ)とをまず第一に求めなさい。」すなわち「神と共に生きる存在」として生きる。そのように生きる時にこそ平安があると神さまは仰います。そのお手本を「空の鳥と野のゆり」が教えています。彼らは神さまのご計画に全てを委ねて生きているからです。先に神の下に召された方々は、主イエス・キリストによってこの道に導かれ、その平安の道を歩み通されました。この方々の願いは、ご遺族の皆様が自分と同様に主イエス・キリストを信じて平安をいただかれることです。

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。