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「神の忍耐と人の信仰」 (末吉貞雄牧師)

聖 書
創世記7章17節-8章22節
7:17 それから、大洪水が、四十日間、地の上にあった。水かさが増していき、箱舟を押し上げたので、それは、地から浮かび上がった。
7:18 水はみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂った。
7:19 水は、いよいよ地の上に増し加わり、天の下にあるどの高い山々も、すべておおわれた。
7:20 水は、その上さらに十五キュビト増し加わったので、山々はおおわれてしまった。
7:21 こうして地の上を動いていたすべての肉なるものは、鳥も家畜も獣も地に群生するすべてのものも、またすべての人も死に絶えた。
7:22 いのちの息を吹き込まれたもので、かわいた地の上にいたものはみな死んだ。
7:23 こうして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。
7:24 水は、百五十日間、地の上にふえ続けた。
8:1 神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。それで、神が地の上に風を吹き過ぎさせると、水は引き始めた。
8:2 また、大いなる水の源と天の水門が閉ざされ、天からの大雨が、とどめられた。
8:3 そして、水は、しだいに地から引いていった。水は百五十日の終わりに減り始め、
8:4 箱舟は、第七の月の十七日に、アララテの山の上にとどまった。
8:5 水は第十の月まで、ますます減り続け、第十の月の一日に、山々の頂が現われた。
8:6 四十日の終わりになって、ノアは、自分の造った箱舟の窓を開き、
8:7 烏を放った。するとそれは、水が地からかわききるまで、出たり、戻ったりしていた。
8:8 また、彼は水が地の面から引いたかどうかを見るために、鳩を彼のもとから放った。
8:9 鳩は、その足を休める場所が見あたらなかったので、箱舟の彼のもとに帰って来た。水が全地の面にあったからである。彼は手を差し伸べて鳩を捕え、箱舟の自分のところに入れた。
8:10 それからなお七日待って、再び鳩を箱舟から放った。
8:11 鳩は夕方になって、彼のもとに帰って来た。すると見よ。むしり取ったばかりのオリーブの若葉がそのくちばしにあるではないか。それで、ノアは水が地から引いたのを知った。
8:12 それからなお、七日待って、彼は鳩を放った。鳩はもう彼のところに戻って来なかった。
8:13 ノアの生涯の第六百一年の第一の月の一日になって、水は地上からかわき始めた。ノアが、箱舟のおおいを取り去って、ながめると、見よ、地の面は、かわいていた。
8:14 第二の月の二十七日、地はかわききった。
8:15 そこで、神はノアに告げて仰せられた。
8:16 「あなたは、あなたの妻と、あなたの息子たちと、息子たちの妻といっしょに箱舟から出なさい。
8:17 あなたといっしょにいるすべての肉なるものの生き物、すなわち鳥や家畜や地をはうすべてのものを、あなたといっしょに連れ出しなさい。それらが地に群がり、地の上で生み、そしてふえるようにしなさい。」
8:18 そこで、ノアは、息子たちや彼の妻や、息子たちの妻といっしょに外に出た。
8:19 すべての獣、すべてのはうもの、すべての鳥、すべて地の上を動くものは、おのおのその種類にしたがって、箱舟から出て来た。
8:20 ノアは、主のために祭壇を築き、すべてのきよい家畜と、すべてのきよい鳥のうちから幾つかを選び取って、祭壇の上で全焼のいけにえをささげた。
8:21 主は、そのなだめのかおりをかがれ、主は心の中でこう仰せられた。「わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。わたしは、決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。
8:22 地の続くかぎり、種蒔きと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜とは、やむことはない。」


 今、朝ドラでは電化製品の試験が行われています。その中で洗濯機は庶民の暮らしに一大転換を与える製品でした。『暮らし』と言う言葉は、日が暮れるまでの、明るい内にする生活の事から生まれた様です。教会は暮らしよりも、もっと根本的な所に大転換を与える所です。例えて言うなら、電力自由化で皆さんが関西電力から自然エネルギーを使うCOOP電力に転換する様なものです。皆さんの暮らしはスイッチを入れたりコンセントを差し込んだり今までと変わりませんが、根本的な電気契約書が変わります。神は皆さんの根本的な大転換をなさいます。ではどの様にしてそれをされるのでしょうか。今日の聖書に注目下さい。
ノアたちが入った箱舟の後ろの戸を神が閉ざされ、とうとう洪水が始まり、7章の最後でその水は百五十日間、地の上に増え続けました。しかし、8章1節の最後で水が引き始め、14節で地は渇き切ります。この大転換の原因は、その分かれ目に注目すれば分かります。8章1節前半、神様がノアと、箱舟の中に彼と一緒にいた全ての獣や、全ての家畜を心に留められたからこの大転換が起こりました。心に留めるとは思い出す、覚えている、忘れない、ということです。

 皆さんの人生は、それぞれ色々な道を通って来られた事でしょう。後悔や反省や悲しみや憤りや色々な人生の重荷をそれぞれ背負っています。キリストはそんな皆さんに言われます「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしの所に来なさい。休ませてあげよう」。これは人生の大転換への招きです。ひとりの人を紹介します。キリストの両側で十字架に磔にされた犯罪人の片側の人の話しです。彼が強盗をしたようです。何でそんな事をしたんでしょうか。きっと彼は重い重い人生の重荷を背負って、その反動で強盗をしてしまったのでしょう。
 死刑囚で終わるという最悪の人生だったんですが、そんな彼にイエス様が言われたんです。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしと共にパラダイスにいます」。彼の人生に大転換が起こりました。その原因は彼が一つの事を求めたからでした。「あなたの御国の位におつきになる時には、私を思い出して下さい」。私を心に留めて下さい、覚えて下さい、忘れないで下さい。創世記8章1節と同じ言葉なんです。
  皆さん、このイエス・キリストのゆえにお伝えします。神様はあなたのことを心に留めておられます。あなたに何が起ころうとも、あなたが何をしたにせよ、あなたがどんな目に合われたにせよ、お忘れに成っているのではありません。覚えておられます。思いだして下さる方です。この事を信じる、それが今のあなたに一番必要な事です。あの強盗は十字架の上でそれに気付きました。しかしこのキリストのゆえに文句をつぶやく人たちがいました。自分勝手な人生を歩んで来て「私の事を思い出して下さい」なんて虫が良すぎる。もっと努力して精進して清くならないといけない。それはパリサイ人、律法学者たちでした。今もそう思う人が多いのです。

 キリストはそう思う人の為に譬えを話されました。その譬えの中に出て来るひとりの人を紹介します。彼は神様から人生を頂いてすぐ神の下から離れて行きました。順調な時もありましたし、逆境の時もありました。頂いた人生も終わりに近づいた頃、彼は自分の人生を振り返り、気付きます。このままではだめだ。そして決心します「神様の下に帰ろう」。しかし今更神様の下におらせて下さい、天国に入れて下さいなんて言えません。それで彼はキリストの横に十字架に磔にされた犯罪人と同じ様に「私は神様の所に帰る資格のない者です。でも最後の最後で結構ですので、こんな私の事を思い出して下さい。」と言う様なことをお願いしょうと決心して、神様の所に向かって歩み始めました。すると、まだ遠く離れているのに神様の方が彼に気付き、神様の方が走り寄って来て、彼を抱きしめ大歓迎してくれたのでした。救われるとはこの大転換が起こる事ですね。

 皆さんノアに注目して下さい。彼の暮らしは、朝一番の動物の鳴き声で始まりました。箱舟の中の掃除、給食、動物や家族の健康管理、まさに一日一日の暮らしで精一杯でした。箱舟の中のノアの目には、神様が心に留めておられた事は見えませんでした。百五十日も経ちましたからノアは「神様は箱舟に残る私たちの事をもう忘れておられるのでは」と思う事も出来ました。しかし、彼は毎日の暮らしを精いっぱい続けていました。そして窓を開けてカラスやハトを放ちました。神様は私たちをお忘れになるはずはない、と信じてそうしました。

 皆さん、神はあなたにも心を留めておられます。それを信じて下さい。ノアの様に日々の暮らしを大切にして下さい。ノアが窓を開けた様に信じて行動することにチャレンジしてみて下さい。21-22節神様は決心なさいました。人のゆえにもうこんなことは二度と再びすまい。でも人は相変わらず変わりません。神様は人が信じるのを、人が気付くのを、人が立ち帰るのを忍耐して待つ事に決められました。イエス・キリストは証しておられます。神はあなたに心を留めておられます。あなたの事をお忘れに成りません。思い出し、覚えて下さっています。この事を信じる事がこの事を願う事があなたに一番必要な事です。神様は待っておられます。あなたの応答を、そしてあなたの人生に新たな展開を計画しておられます。

 祈りましょう。「神様、こんな私ですが、最後の最後でも結構です。心に留めて下さい。私の事を思い出して下さい」。

 信じましょう。日々の暮らしを大切にしましょう。神を信じてチャレンジしましょう。
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