INDEX    RSS    ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「虹の契約」 (末吉貞雄牧師)

聖 書
創世記9章1-17節
9:1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。
9:2 野の獣、空の鳥、――地の上を動くすべてのもの――それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。
9:3 生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。
9:4 しかし、肉は、そのいのちである血のあるままで食べてはならない。
9:5 わたしはあなたがたのいのちのためには、あなたがたの血の価を要求する。わたしはどんな獣にでも、それを要求する。また人にも、兄弟である者にも、人のいのちを要求する。
9:6 人の血を流す者は、人によって、血を流される。神は人を神のかたちにお造りになったから。
9:7 あなたがたは生めよ。ふえよ。地に群がり、地にふえよ。」
9:8 神はノアと、彼といっしょにいる息子たちに告げて仰せられた。
9:9 「さあ、わたしはわたしの契約を立てよう。あなたがたと、そしてあなたがたの後の子孫と。
9:10 また、あなたがたといっしょにいるすべての生き物と。鳥、家畜、それにあなたがたといっしょにいるすべての野の獣、箱舟から出て来たすべてのもの、地のすべての生き物と。
9:11 わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。」
9:12 さらに神は仰せられた。「わたしとあなたがた、およびあなたがたといっしょにいるすべての生き物との間に、わたしが代々永遠にわたって結ぶ契約のしるしは、これである。
9:13 わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。
9:14 わたしが地の上に雲を起こすとき、虹が雲の中に現われる。
9:15 わたしは、わたしとあなたがたとの間、およびすべて肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い出すから、大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない。
9:16 虹が雲の中にあるとき、わたしはそれを見て、神と、すべての生き物、地上のすべて肉なるものとの間の永遠の契約を思い出そう。」
9:17 こうして神はノアに仰せられた。「これが、わたしと、地上のすべての肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」

 「人は新しく生まれなければ神の国を見ることができません」。これは信仰の指導をしていた老教師がイエス様から頂いた言葉です。新しく生まれるとは、命をはじめからやり直すことですね。皆さん命のはじめとは何でしょうか。自然科学的な目で見たら、卵子の受精や、何から進化して来たのかですね。でも皆さんそれは人間のほんの一部分しか見ていませんね。この見方は最近の見方であって、人は長年哲学とか神学とか宗教とかで人間の目に見えない、自然科学では扱えない部分を見て来ました。

 先日の近畿地区聖会で講師の貝沼先生は、信仰を持ってからも目に見えるものに振り回されている実態を指摘して下さいました。専門用語でそれを相対的なものに過ぎないとおっしゃいました。そんなことよりも今、この場所に、この状況であなたが存在させられている、ここに動かされない変わらない絶対的なものがあります。目に見えないがそこに注目すべきだとおっしゃいました。『たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされる。私たちは見えるものではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです(2コリント4章16・18節)』と聖書にもあります。

 見えないものとは、オカルトとか霊界とかお化けの世界の事ではありません。例えば皆さんの命は天からの授かりものと言われていますね。あなたの命のはじめに、あなたを掛け替えの無い存在とする人格的な働きを薄々ですが感じるからです。これが見えないものですね。イエス様が「人は新しく生まれなければ神の国を見ることができません」と、もう人生も終わりに近づいている老人に言われたのは、この命のはじめに、目に見えないものに、動かされない変わらないものに注目させるためでした。皆さんはどうでしょうか目を向けておられるでしょうか。

 ノアの方舟と呼ばれて有名になったこの物語も、そういう所に目を向けるように勧めている物語です。神様は洪水で地上の全ての生き物を消し去られました。その目的は箱舟の中に残った生き物だけで、この世界をはじめから出発し直すためでした。今日読んで頂きました所はその新たな出発の様子です。二つの事が行われました。またこの世界の始まりはあなたの命の始まりに何があったのかをも伝えています。ですからこれから話す事を「私の命のはじめでも起こっているんだ」と聞いて下さい。

 ①祝福の言葉(1節7節)を受けました。オリンピックの柔道でコーチが選手の背中をたたいて試合に送り出し、スケートでは、コーチが宮原知子選手とおでこをくっ付けてから、リンクへ送り出しますね。この祝福の言葉も同じです。そしてそこには二つの思いが込められています。
 一つは(2-3節)。委ねる、与える、後は任せる、すなわち「わたしはあなたを信頼している。だから安心して行きなさい」という思いです。
 二つ目は(4-6節)。5節「わたしはあなたがたのいのちのためには、ここまでしますよ。あなたにはそれ程の価値がありますよ。だから自信を持って行きなさい」という思いです。

つまり、あなたの人生の内容の如何に関わらず、生まれ存在している事に神様が大きく関わっておられ、あなたは欠け替えが無い存在なのです。信じられないけれどもそうなんです。

 ②約束(契約)の言葉(9-17節)を受けました。虹がこの契約のしるしです。皆さん、9節に注目して下さい。「わたしは、わたしの契約を立てる」とあります。この契約は神とあなたの双務契約ではなくて神の単務契約です。ですから15節16節、虹を見て私たちがこの契約の事を思い出すのではありません。神が思い出す為の虹です。ノアにおいて改めてスタートし直した人間がこれからどう歩むのか、ちょっと様子を見てから神様は契約しても良かったのですが、そうはしませんでした。

 皆さん、皆さんの命のはじめも同じです。神様は初めから皆さんに対して決めておられるのです。滅ぼしてはならない。救わなくてはならない。あなたは神様に愛されている、ということなんです。あなただけではありません。あなたの隣人の命も神様大いに関わり、掛け替えの無い、愛されている命です。

 礼拝堂に掲げられた聖句に注目して下さい。「しかし、私たちがまだ罪人であったときに、(そうです、私たちはこの神様の事を忘れたり、知っていても適当に対応したり、十分答えていなかったりですね。しかし)キリストが私たちの為に死んで下さったことにより、神は私たちに対する御自身の愛を明らかにしておられます」。皆さん、神様は、あなたの命のはじめの時と変わらない愛を、キリストにおいて今も明らかにしておられます。このキリストを通して示されている神様の愛に答えましょう。ラブレター、愛の告白、プロポーズを受けたらどうしますか、そのままにしないでしょう。答えますよね。まず①あなたに対する神の愛に応答して下さい。②あなたの隣人に対する神の愛に応答して下さい。
        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。